課題解決型ブログは頼もしいリード集客策《内製でも委託でも!》

このタイトルのように、課題解決型のお役立ちブログが、
頼もしい「リード集客策」になるかどうかは、
実行する主催者にかかっている。

業者委託に頼るしかないの?信頼できるのかなァ?
とは言え、社内運用で成果が出せるか?
ブログ執筆は誰がやる?投稿やSEO?効果検証。。。

このような不安や迷いがあったらぜひ一読がおススメ!
新聞やネット記事のように、下記のMENUから、
気になる、役に立ちそうな項目のみ、
拾い読み、ナナメ読みがおススメです!

MENU

1. 今やBtoBのリード獲得・集客の王道

01. ユーザーのお悩みを晴らす “パトロール部隊”

お悩み解決や課題解決のお役立ちブログ、
自社製品やサービスのケーススタディ・導入事例・成功事例ブログ、
また単刀直入に新規や乗り換えで業者を探すなど、
今やブログは「BtoB取引」、「市場開拓」において、リード獲得・集客プロモーションのど真ん中にあると言っても過言ではない!

その存在について、少しだけメタファーな表現を用いると、
Web検索市場のパトロール部隊のようなものなのです。
その意とするところは、つまり、
直面するお悩み、何らかの課題を持っているユーザーを発見すべく、Web検索マーケットの見廻組として、
市場を日夜巡回パトロールし、ターゲットと窺えるや間髪を入れず希望しているネタを提供する。
これが筆者が唱える課題解決型ブログのポジショニングなのです。

02. 素通り、すぐ離脱・直帰、閑古鳥の市場は失格

検索マーケットを訪れるユーザーは、

期待できる製品やサービスを、検索によって見つけることができないか?
問題解決にあたって、優れた提案をしてくれる企業は存在するだろうか?
参考にできるウチに似た事例が紹介されていないか?

と言ったように、自社の要求に適した企業、製品・サービスを物色し、事例を求める行為は想定以上に多いと思ってよいでしょう。

ところがドンピシャのユーザーなのに、検索結果で選ばれず、ユーザーに素通りされていることが多いとか、
検索上位達成が叶い、クリックされたのに、ユーザーは記事からすぐに去ってしまっている傾向にあるとか、
最悪は、頑張って検索上位を勝ち取ったのに、そこにはそもそも検索するユーザーが存在しない。。。

以上は筆者の経験上よくあることです。
王道とも言えるリード獲得、集客策だけに、実は見込み違いの蹉跌さてつを喰らってしまうことも多いのです。

しかしながら、以下で縷々るる述べていくナレッジをしっかり実行していくと、
新規リードの獲得チャネルとして魅力の手法であることを実感するでしょう。

2. 内製か?業者委託か?ハイブリッドもあり

では早速になりますが、この課題解決型ブログで実行するリード集客策、
【調査分析・プランニング】〜【記事執筆・投稿】〜【検証】までを自社内完結で内製運用していくのか?
それともそれら全てを専門業者に委託するのか?
将又はたまた、自社と業者で役割を分担し、共同で実行していくハイブリッド方式なのか?

少なくとも皆目かいもく要領が掴めないことによって、業者へ丸投げする選択だけは絶対避けましょう。
つまり業者委託の場合でも、要所はしっかり実行PT(プロジェクトチーム)が関与し、
チェックすることがマスト!
ということでは、ハイブリッド方式が筆者のおススメ。
しかしながらそれぞれ企業のお家事情、PTの意識やリテラシーなどに鑑み、
自社に合致した方法を選択すると良いでしょう。

因みに業者委託・ハイブリッド方式を選択した場合でも、
実践・運営を重ねていく過程で、徐々に業者比率を下げていき、自前のウエイトを高めていくことができれば、
コストダウンが図れるだけでなく、自社の意思や想いを潜在ユーザーへダイレクトに訴えかけられるのです。

3. 記事の拘りと品質保持は結果に大きく影響

01. 記事品質の拘わりは妥協を許さず

この課題解決型ブログの執筆、これはやはり内製完結がよりベターです。
然は然さはさりながら、文章作成に慣れてない、そもそも文章づくりが苦手。。。
ということでPTメンバーに記事執筆の見込みが立たない場合、
やはり専門業者への委託は止むを得ないでしょう。
記事品質は情報提供サイドとして妥協は許されない、ということを強く認識しておきましょう。

業者へは3C分析、SWOT分析による詳細なレクチャー、製品・サービスのリテラシー向上等、
後述するSEOとの関連で、記事品質は【E-E-A-T】抜きには語れないことなど、
業者にはしっかりと要求を突きつける拘りを持つことが大切です。

EEATのイメージ
それぞれ英語の頭文字をとって【E-E-A-T】というが、Googleガイドラインにて、ページの記事品質の良し悪しを、これら4つの評価指標で決定付けると謳っている。つまり検索順位に大きく影響を及ぼす指標だ。3C分析など含め、詳しく後述します。

執筆や文章作成、リード獲得策の運営は全く未経験でリテラシーが無くとも、
こと自社のこと、市場、顧客、製品・サービスのことは、逆に業者は素人。
ここは相互補完をしながら、お互いの強みを活かした施策運営を行っていくのです。

上がってきた記事原稿については厳しいチェックと推敲を行い、
校了までは一切の妥協を許さず、積極的関与を示す主催者としての姿勢が、記事品質向上の決め手!
つまり記事執筆に関して業者委託方式の場合でも、ハイブリッドがとるべき方法です。
少なくとも記事に関しては、文章作成の得手不得手に関わらず、丸投げだけは御法度ごはっとです!

02. 記事品質を確保する業者選びとは?

そのためにも、業者選定は結果の良し悪しを決める重要な関門、厳しいPTの審査が求められます。
例えば、様々な業種の実績が豊富で、ありとあらゆるターゲットをこなしてきた、と言う総花的な業者よりも、
BtoBに知見があり、業界専門、業界知識のあるブログライターをキャスティングできる業者が好都合。

業界リテラシーは記事の表現品質に直結し、専門性や信頼性を高めるのです。
つまり前述した「離脱・直帰、素通り」にならないための、狙ったユーザーの取りこぼし防止策なのです。

逆にリテラシーが低い業者の素人っぽい記事では、ユーザーの信用性、信頼感を損なうこととなります。
むしろ専門用語、業界用語による表現の方が、相互に言語プロトコルを一致させることができ、
お互いプロ同志という安心感が醸成されるのです。
就中なかんずく事例研究導入事例に至っては、技術的、専門的見解が求められるため、
ここは一番、社内PTのお出まし!文章作成は不得手でも原稿は自前、
それを業者に “リライト” させることが良いでしょう。

実はお役立ちブログや事例ブログを参照した際、時たまユル〜い記事に遭遇することがありますが、
その殆どが中身が薄く、読後に何も残らない。。。という残念なヤツ、
そうならないためにも、業者はじっくり、しっかり選ぶのです。

4. 1記事の文字量は何文字が最適?

記事品質に拘りと語ってきましたが、では “記事の文字量” 字数はどうなのか?
ここでは単に形式的な字数というより、
BtoBユーザーの心理やマインドに基づく “必要字数” とは?と言う筆者の見解です。

一般的にBtoBの担当ビジネスパーソンは、記事をよく読み込んでくれているようです。
特に高額な製品・サービスの購買を計画している場合、
また高難度のソリューションが想定される場合など、
なるべく沢山の情報が欲しいと思い、深く記事を読み込む傾向が顕著に現れます。

その実、Google Analyticsのページ滞在時間が比較的長い傾向が見て取れます。

その代表格は、製造業、IT・システム企業、医療・科学技術系企業、コンサル企業、金融・投資会社等々。
これらは専門領域の職種が多い。エンジニア、技術者、開発者、コンサルタント、科学者、有資格者等々。
もちろん専門筋ばかりでなく、一般のビジネスパーソンもいますが、
総じて記事の質量両面を求め、文字を読むことをいとわないお歴々、面々なのです。

統計的には1記事の4000字程度が納得感のある字数と言われていますが、
筆者はこれらターゲット層の要求度を満たすことができれば、この数字に拘泥こうでいする必要は無いと考えます。
むしろ1記事1000〜2000字程度でも、ユーザーの満足度が得られればOK
問い合わせや資料DLなどのコンバージョンを得られる記事のパワーがあれば、それはそれで十分でしょう。
特に事例紹介、ケーススタディなどをブログ記事とする場合、
技術的、知的財産権の機微に触れる部分もあるため、逆に字数云々うんぬんと言う議論は不要
に思います。

因みに当記事は1万字超です。果たしてこの量が適しているかどうかは、
ユーザーたる皆さんのジャッジですね。

5. 【テーマ設定】は “GoogleSEO” と表裏一体だ!

記事のテーマ設定はひとえ【ワンイシュー】を徹底させてください。
1記事ワンテーマで一本化してネタを絞り込む執筆が、情報の濃度を高めや深掘りできることから、
記事品質を保持するだけでなく、GoogleSEOの面からも重要なのです。
と言うのが、GoogleのWeb評価のアルゴリズムは、Web全体ではなくページ単位の評価なのです。
つまりユーザーが検索に求める要求指向はワンイシュー。皆さんの経験からしてもうなずけるでしょう。
少なくとも、異なるテーマを複数抱き合わせで検索することは、殆ど無い筈です。

ユーザー的にも、GoogleSEO的にも成果を出すには、記事テーマはワンイシュー、
徹底して記事内容を精査し、ユーザーインタレストを掘り下げてください。

この時点でも、想定できる「対策キーワード」と関連付けるテーマ設定もお忘れ無く。

6. 【記事品質】は “GoogleSEO” と表裏一体だ!

前項5に続き、GoogleのSEO評価の在り方です。
項目3でも軽く触れましたが、Googleガイドラインの中では【E-E-A-T】が提示されています。

「Experience(経験)」
「Expertise(専門性)」
「Authoritativeness(権威性)」
「Trustworthiness(信頼性)」

さらにこれらに加え他社、他記事には無い「独自性」も重要な要件となります。
それはGoogle的にもユーザー指向的にもです。
つまり課題解決型ブログの記事ページは、このガイドラインやアルゴリズムによって、
検索順位に影響を及ぼすことになるのです。
ユーザーは他には無い独自の記事を目の当たりにすることによっても、高い満足感を持つことになります。

【E-E-A-T】
【E-E-A-T】 詳 細
Experience【経験】 執筆者サイドのエビデンスや実際の経験に基づく、テーマに即した有益な記事コンテンツ
Expertise【専門性】 記事提供者の専門筋としてのナレッジを遺憾無く発揮させること
Authoritativeness【権威性】 記事が社会的評価やバックリンクで紹介されることでその価値が第三者で評価されること
Trustworthiness【信頼性】 情報提供者の信頼度を評価する指標。出所・所在属性、セキュリティ管理、情報更新性等

このGoogleの示すE-E-A-Tは、SEOとは表裏一体としてブログ記事を執筆すべきでしょう。
 


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7. まず自社の強み、弱点を明確に再認識【3C・SWOT】

ここから3C分析SWOT分析に関連する作業をやっていきます。
やはり自社・競合・市場顧客の基礎的な要件を再度洗い直しましょう。
メンド臭い作業ですが、ここはガマンして!

まず自社をよく知ること、灯台下暗しではお困りもの。
特に業者委託する場合。初めて委託する業者は主催社の業容や強み・特徴は知る由もありません。
業者へのレク精度を上げるためにも重要で、
企業属性、事業内容、経営ビジョン、製品・サービスの特徴、ビジネスモデル等をきちんと整理し、
業者に熟知させましょう。
担当者のみならず、記事執筆ライターへの周知がポイント!ライターのリテラシーは戦略の成否を左右します。

【3C分析(左)|SWOT分析(右)】

8. リードとなるターゲットの【ペルソナ】を知る

ユーザーは、主催社が提供する製品やサービスを鵜の目鷹の目で待ち受けています。
もちろん目的のキーワードで検索エンジンを通し、自身で探し求めていくのですが、
そんなユーザーの期待にしっかり応え、何かしら次のアクションへといざないたい。

お悩み、お困り事、課題・難題、ケーススタディ・成功事例、
さらに業者探しまで、ありとあらゆる目的で検索窓を叩くターゲットを明確に定義するのです。

ターゲットの詳細は項目4の「1記事の文字量は何文字が最適?」で言及したように、
ありとあらゆる製造業、ITシステム会社、医療業界や金融投資系などの開発者・エンジニア、
また現場の技術者等々、ターゲットユーザーを一歩進めて、ペルソナレベルまでセグメントしてみましょう。

提供するブログ記事の情報を欲している、検索を使って入手したいと考えている。
このユーザーがどのような企業の組織・部署に属し、
その職位は、年齢、担当する業務、権限。。。さらに検索するワード。
このような想定できるペルソナを複数定義しておき、
そのペルソナに向けたテーマの記事を執筆計画に上げておきます。

導入当初はこのレベルで十分です。経験を積んでいくと、さらに細分化する必要性や、
カスタマージャーニーの必要性に遭遇する筈です。

9. 検索市場の競合・強豪を分析する

01. 想定検索ワードで競合を丸裸に

3Cの3番目、コンペチター「Competitor」をベンチマークします。
ここでリサーチするのは平場の競合ではありません。それはそうでしょう。
これからはブログの武器を以ってWeb検索市場でいくさをしていくのですから、
想定する、或いは狙っている検索ワードで検索結果にランキングされている上位10〜20社(記事)なのです。
同業もいるでしょうし、異業種が一事業としてソリューションを提供している場合もあるでしょう。

就中なかんずく上位記事を丸裸にして徹底的に調べ上げるのです。
記事テーマ、製品・サービスの種別、記事構成の精査、導線設計、記事全体の出稿ボリューム、
提供企業の会社情報、取引実績、導入事例、
さらにどのような検索ワードで検索最適化を図っているのか?メタ情報の内容まで。
もちろん検索結果の中には、ブログだけでなく、コーポレートサイトや専門サイトのページも含まれるので、
同様にしっかりリサーチし分析材料にします。

02. 強豪・競合の分析は戦い方のスキームが見えてくる

中には複数の検索ワードで多数上位表示を達成している “強豪” に行き当たることもありますが、
特にきめ細かに読み解き、ガチで戦うのか?真正面を避け隙間を狙うか?むしろ2番手〜3番手を狙うのか?
様々な攻略のシナリオが浮き彫りになってくるでしょう。

この時点で強豪を含む競合の分析結果から、
検索市場で戦うリアルな「検索ワード」を可能な限り多数列挙し、
どこに目指す “宝島” が存在するのか?それぞれで検索シミュレーションをやってみましょう。

いくさで企てる作戦の傾向や戦うフィールドが何となく見えてくる筈です。

10. 分析結果から作戦行動の方針を決定する

ブルーオーシャン or レッドオーシャン

前項文末は戦うフィールドが見えてくる筈、というくだりでしたが、
以上の3C分析やSWOT、GoogleSEOの要件などを踏まえ、予定調和でない作戦方針を立案しましょう。
ここは自社PTの意見と業者の見解も交えながら、客観的に口角泡こうかくあわ/rt>を飛ばし!議論をすべきです。
敢えて厳しいレッドオーシャンを狙うのか?ガチンコを避けブルーオーシャンを狙うのか?
後発の場合、ニッチ領域で隙間戦略を取るのも一案、
場合によっては組み合わせキーワードやニッチキーワードで多頻度のブログ展開をし、
ロングテールSEOを狙うのもあり。

十分に時間をかけ、狙うターゲット、狙うマーケット、ベンチマークする競合・強豪、
そして執筆するブログ記事のテーマ群、それに連動する検索ワードなど。
攻略する戦略・戦術を包括的にしっかりまとめ上げましょう。
シンドいですが、今の苦労は必ずや成功体験を呼び込むのです。

ロングテール
パレート分析で用いられるグラフ。セッションの多いビッグキーワード(青色の棒)に対し、組み合わせキーワードやニッチキーワードのスモールワード(赤い棒)はセッション数は多くは無いが、それを多頻度で展開することで、グラフの棒がまるで長い尻尾のように延々と続く様を表現したもの。スモールワードは検索結果で上位を確保しやすく、意識の高いユーザーを獲得しやすい。敢えてこの戦術を取ることを【ロングテールSEO】とも言う。

11. ブログ記事展開の中長期プランを立てる

01. 行き当たりばったりの弥縫策びほうさく御法度ごはっと

前項までで作戦行動の方針を打ち立てました。
新規客開拓戦略」のみならず、未開・未着手のマーケット開拓を狙う「新規市場開拓」もあり、
そこで新規のリード獲得を画策するわけですから、当然企業は社運を賭けていくさに臨む筈です。
それなのに、行き当たりばったりでは、何をか言わんや。。。
弥縫策びほうさくだけは御法度ごはっと!絶対あってはなりませぬ!
しっかりと記事執筆計画を立案し、スケジュール化します。

まず1ヶ月1〜2記事程度で1年間の執筆・投稿計画を立てましょう

ここも実行PT(プロジェクトチーム)や業者で、
当初からこれまでリサーチし、入手してきた情報や競合分析、ペルソナの炙り出しなど、
PT・業者含めブレストなどアイデアを出し合いながら記事執筆プランを策定します。

02. 50記事のボリュームを目指そう!

用意周到、深謀遠慮しんぼうえんりょで計画を立て、石の上にも三年。
課題解決型ブログも30〜50記事レベルのボリュームとなると、それはそれは立派なものと言えるでしょう。
その間、一定の成功体験や取引事例が無いと、まァここまでの執筆努力を重ねることは無い筈。

またここまでくると、競合からベンチマークもされ、丸裸の刑に晒されているかも。
反転攻勢などにも遭い、作戦変更を余儀なくされることもあるかもしれません。
技術の進化、取扱い製品やサービスのリニューアル、規制緩和、さらに強豪が栄枯盛衰えいこせいすいで、
市場の勢力図が大きく変わることだってあるのです。

そこは市場のトレンドにアンテナを張って、慧眼けいがんをもって臨んでいきましょう。

12. プラットフォームはWordPressで決まり

やはりブログはCMSでの展開がよりベター。
WordPressやMoovableTypeが一般的ですが、
初期開発の手軽さや、使い勝手、サードパーティの多さによる拡張性など、
やはりWordPressがおススメです。前述しましたが、少なくともフリーブログだけはNGです。

その理由の一つに、WordPressとGoogleとの相性の良さがあるでしょう。
だからといってSEOに有利かと言えば、それは必ずしもそうでは無いと言われてますが、
Google botがクロールしやすい構造を持っているとか、
SEOを強化する豊富なサードパーティ、プラグインが揃っているとか、でしょうか。
決して相性は悪くなさそうです。

いずれにしても、ブログ開発・セッティングは業者にWordPressで依頼するのが無難です。
ただ投稿方法に関しては色々とわずらわしい要件やルールがあるため、業者にしっかりレクさせましょう。
業者へフル委託、将来内製化という場合でも、
この時点から投稿方法やノウハウをしっかり学んでおきましょう。

13. 画像やグラフ・チャート図で視覚強化、動画も効果的

ブログのプラットフォームが決まって、原稿執筆開始となりますが、
イメージ画像や動画、グラフ、フローチャートなど、グラフィック要素は、
記事の視覚要素を高め、ユーザーの理解度や共感に導くプロセスを効果的に促進します。
ユーザーにエクスペリエンスを提供し、エンゲージメントを促進する一端を担うのです。

このグラフィックのクリエイティブですが、PTでそれなりの見栄えで作成することができればいいのですが、
無理ならやはり業者に作ってもらうのがいい。
そのため執筆段階で見出し設定、文字装飾、配置したい画像、グラフ、表組み(テーブル)、フローチャート、
また動画配置など、記事中に細かに指示を記入しておくと、
業者との意思疎通が図られ、業者によるWordPressへの記事投稿がスムーズになります。

記事冒頭のMV(メインビジュアル)は、業者作業でも内製でもフリーのイメージ画像を使用します。
オリジナルで作成するのは、作業工数からして現実的ではありません。
また筆者の見解ですが、巷のブログでよく見受けるMV画像中のタイトル挿入やレタッチ加工は、
業者・内製に関わらず不要とした方がいい。
つまりタイトルは大見出し(h1かh2)としてテキストで表記する、それで十分!

いずれの作業も工数がかかって、そのうちだんだんと作業がシンドくなり、投稿が億劫おっくうになる。。。
竜頭蛇尾りゅうとうだびの本末転倒になることだけは避けなければなりません。

やはり何といっても品質を担保しながらも、如何に1回の投稿を楽にするか
実はこれがブログ戦略の長期継続化の秘訣だと言うこと、しっかり肝に銘じておいてください。

14. レコメンドや資料DLは記事中に一定頻度で配置

01. レコメンドはCV獲得の原動力

前項がビジュアル性強化による理解度、共感度向上を狙うもの。
ここで取り上げるレコメンドバナーは、
関連する他の記事への誘導を図ったり、資料請求・ホワイトペーパーのDLを誘導するという、
言わば、ブログ記事に共感・期待感を持ったユーザーに次のアクションを実行させるファンクション

さらに、ユーザー心理を巧みに捉えたバナーの配置先選定や工夫が必要で、
その如何が、ユーザーを1ページ閲覧だけで直帰させることなく、
複数のページ遷移やCV(コンバージョン)を獲得する原動力になります。
問い合わせをはじめ、商談・見積依頼、資料・ホワイトペーパーのDL、セミナー参加、メルマガ登録等、
ありとあらゆるCVを生み出していくいのです。

訪れたユーザーを飽きさせず、情報や施策のバリエーションの多さもユーザーのインタレストを刺激する。
それだけに主食に加えおいしそうな “おかず” が豊富に揃っていることは、
ある種ユーザーにとって魅力的なだけでなく、提供企業としての実力や対応力を潜在意識の中で見出すのです。

従って、記事クオリティが最優先であることは如何にいわんや、
ユーザーのニーズや期待感をさらに高揚させるための豊富なメニューは、
記事の価値にシナジーを加える
のです。
記事内の適材適所に有効に配置しましょう。因みに下のバナーは、当記事のレコメンドバナーです。
 


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02. レコメンドバナー生成は簡単に単純に

さてこのレコメンドの重要性を理解いただいたと思いますが、その形状や存在からして、
何だ!投稿を効率よく、楽にやること、と言いながら、このバナーを都度作成しなくてはならんのか?
と怒りの声が聞こえてきそうですが、いなあらず、ご安心あれ。
バナー自動生成用の【ショートコード】を準備しておき、
任意の箇所にレコメンドしたいブログ記事のURLを記述するだけで、
あら不思議!プレビューするとレコメンドバナーが記事内に表示されているではないか!

そう!いとも簡単に一丁上がり!ではどうするか?

業者にレコメンドバナーの生成プログラム作成を頼みましょう。
ショートコード」という優れモノのモジュールを、
WordPress記事内の任意箇所に配置することで叶うのです。
そのレコメンドバナーには登録したアイキャッチ画像も表示でき、
デザイン性も自在に事前に決めることができます。
もちろん、問い合わせ、資料請求、ホワイトペーパーなどを専用の固定バナーとすることもできるため、
合わせて委託業者に事前に相談しておきましょう。

以下弊社のレコメンドバナーのサンプルですので、ご参照ください。

15. ホワイトペーパーでエンゲージメント向上

この記事中レコメンドで最もエンゲージメントを得られるネタはホワイトペーパー。
BtoBユーザーは、業者リサーチや評価・審査に慎重です。これは自社がBtoB企業であれば自明の理でしょう。
つまり余程緊急性が無い限り、一旦資料請求やホワイトペーパーDLを利用することが多い。

従ってこのカタログや製品パンフレット等の資料請求、
ソリューションをメインとするホワイトペーパーの準備、
特に製造業やITシステム企業、医療関係・科学技術系等の企業・団体は、
技術エンジニアや専門職が担当者、PTの窓口、
さらにはキーパーソンという可能性は決して低くはありません。

斯様かような状況からして、彼らにトリガーを引かせ、コンタクトポイントを創出すること、
さらにユーザーからリードに昇華させることが求めるゴールです。

そこからは、一度リードジェネレーションとなれば、あとはマーケティング部門でのリードナーチャリング、
またMA(マーケティング・オートメーション)利用で、リードからホットリードへの育成。
一方営業パーソンにおいては、コンタクトによって商談や訪問機会へとバトンタッチされることなどで、
一旦、この課題解決型ブログ戦略のフィナーレとなるのです。

16. 効果検証を継続することも忘れずに

さていよいよオーラスです。
トライアンドエラーを繰り返しながら1年過ぎ、2年を経過。
曲がりながらも記事を月1〜2本執筆・投稿してきた。
業者委託&内製のハイブリッド方式の効果もあり、
記事によって検索上位も実現、特に狙い目の本命ワードで上位も達成できた。
目標にはまだ届かないが、問い合わせやホワイトパーパーDLから、一定の商談にも繋がっている。

この調子でいけば、今後投稿記事も増え、順風満帆じゅんぷうまんぱんを迎え、未来永劫この状況を維持できる筈だ!
いやいや、世の中そんなに甘いもんやおまへんで。

Googleはセキュリティ強化やスパムとの永遠の戦いを強いられ、度重なるアップデートの繰り返し。
その都度検索順位の変動があり、巷は一喜一憂。
競合状況も大きく変動したり、自社より後発の企業や記事から越され、後塵を排する憂き目に。。。
さらに「Google Bard」なるAI導入による検索アルゴリズムのあり方は日進月歩なのか?変動に次ぐ変動。

イヤハヤ、こんな激動の最中さなか、平常心でいられるはずがない!
重要キーワードの検索推移、ベンチマークしている企業・記事の推移、
その他トレンドに対し常にアンテナを鋭敏に。

自社のCV数、DL数、有効商談数、受注・成約額等々、
毎月チェックしPTで共有・効果検証をしながら歩んでください。
ひとえに成功を祈ります!

あと書き

冒頭でもお伝えした通り、このブログ記事はメニューを見て、
興味あるネタ、気になる項目だけを拾い読み、ナナメ読みもおススメ。

全ての項目に筆者の経験に基づくエビデンスを盛り込んだつもりです。
ただブログというメディアだけに、記事ボリュームにはどうしても限界を禁じ得ません。
従って、ナレッジの全てをご披露、と云う訳にはいきませんが、要所要所は押さえています。
それだけに言葉や表現の行間に隠れたホンネがあるやに思えた方もいると思います。

そんな方、そうでない方も、これから「課題解決型ブログ」でリード集客を試みたい。。。
という意識にられたら、一度ご相談ください。
快く応じたいと思いますので、想いの丈をお聞かせいただければと思います。

この記事がウザい、チョット専門的過ぎる、という場合は、
この記事のもっとエントリー版、もっとユル〜いバージョンの記事もあります。
以下のバナーから訪れてみてください。これはこれでとても参考になるんですよ。

<執筆・編集|メーソン>


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