2020.06.30

【成功事例から学ぶ】製造業におけるホームページ制作のコツ / エッセイ第拾八號

製造業のホームページを効果的なものにするためには、いくつか留意すべき点があります。本記事ではホームページ制作にあたり重要な点と導入したいコンテンツ、そのうえで成功事例を紹介し、制作する際のコツを解説します。

製造業のホームページで重要なこととは?

自社工場や作業現場で自慢の製品を作り出す製造業。しかし顧客が製造工程を直接見ることは難しく、店舗での陳列やサンプルなどでは、製品の良さや自社のこだわりを十分に伝えられないことが多いでしょう。

そのため製造業のホームページでは、顧客に自社のことを知ってもらうことが重要です。下記では、製造業のホームページで重要視される点について紹介いたします。

技術や強み、こだわりなど自社の特徴をアピールする

製造業が一番アピールすべきものは「技術」。技術力を伝えることで自社への信頼度も上がり、新規ユーザーの獲得につながります。そのため、初めてホームページを訪れた人にも分かりやすく強みやこだわりをアピールすることがポイントとなります。

強みを伝える際は、「クオリティ(品質)」「コスト(価格)」「デリバリーデイ(納期)」「一般化されていない自社の強み」以上の4つのポイントで紹介することがおすすめです。

・クオリティ(品質)
性能、耐久性、素材….等、製品の品質に関して、データやスペックを示して伝えます。またアフターサポートはどの程度あるのか、初期不良の際はどのような対応をするのかなど、品質に関する顧客の疑問は付きもの。これらを記載しておくころで、顧客からの信頼獲得を期待できます。

・コスト(価格)
製品の他社差別性や優位性を比較し、バリューとプライスのバランスを考慮した価格設定を行いましょう。他社と比べて格安なのか、もしくは他社と比べて少々高いものの、このような工夫があるため全体的には割安、といったコストパフォーマンス視点からのアピールをすることがポイントです。

・デリバリーデイ(納期対応力
いくら品質が良くて低コストでも、納期が不明確だと顧客のお問い合わせアクションにつながりにくくなります。どの程度の期間で納品できるのかを積極的にアピールしましょう。

・一般化されていない自社の強み

どうして他社ではなく自社製品がおすすめなのか、顧客を一押しする自社の強みを記載することが必須。製品面での他社との差別化はもちろん、サプライ品の供給力、アフターサービスやホスピタリティなどの強みをアピールすることもポイントです。

信頼を得るようなコンテンツの挿入

製品や企業の情報ばかりではなく、信頼を得るコンテンツ挿入に工夫することも大切です。例えば、生産部門、開発者、研究スタッフ、エンジニアなどの社員が登場し、メッセージを発信することは、人間力や責任感の高さを表せ、安心感や信頼感を与える効果を期待できます。これらの写真や動画をはじめ、インタビューや社内ブログなど、社内の様子が分かるコンテンツを挿入すると良いでしょう。そうすることで、「この企業から購入したい」と感じてもらえやすくなります。

また、採用の際にもこうしたコンテンツは効果的。実際に働いている人の様子が分かれば、求職者もイメージしやすく、応募数が向上する可能性があります。

写真や動画、SNSを活用して、製品や工程を伝える

良い技術を持っていても、それが顧客に伝わらなければ意味がありません。そこで重要なのが、写真や動画、SNSなどを用いて製品や工程を積極的にアピールすることです。

製品に精通していない人にとって、文字だけで製品の魅力を理解することは難しい印象。動画や写真、SNSなど様々なツールを用いることで、色んな人にも伝わりやすくなります。

写真や動画などのコンテンツを導入するにあたり、おすすめはプロに任せること。写真や動画は文字以上に顧客に与える影響が大きく、契約の可否に関わることも。自社での作業に自信がない場合は、無理をせず外注することをおすすめします。

過去の実績などを入れる

製品の技術や魅力を伝えるにあたり、実績や導入事例を入れるとより効果的です。実際に導入している企業情報を掲載したり、顧客からのインタビューなどを掲載すれば、製品だけでなく企業としての宣伝効果も高めます。

企業の技術力の判断材料として、過去の導入実績を確認する顧客がいることも事実。掲載可能な実績は、積極的にアピールしていきましょう。

製造業のホームページに掲載すべきコンテンツ

企業のホームページに掲載する内容はおおよそ共通ですが、一部業界ならではのものもあります。ここでは、製造業のホームページに掲載すべきコンテンツを紹介します。

会社概要

企業名や代表取締役氏名、所在地、資本金などの会社情報を掲載します。会社概要は企業の基本情報であり、信用を得る上でも重要なコンテンツ。企業のホームページを作成するにあたり、会社概要はほぼ必須の事項と言えます。

設備や特許など

どのような機材を使って製造しているのか、どのような特許を持っているのかという点も積極的にアピールすると良いでしょう。特に特許は信頼性向上に大きく影響します。工場設備や特許は、製造業ならではのアピールポイントです。

製品紹介

何をしている企業なのかを伝える上で重要なのが、製品紹介。どのような製品を扱っており、どのような特徴があるのかを記載しましょう。先述した動画や写真を最大限使用できるのもこの項目。代表的な商品は別ページを設けるなど、伝え方に工夫しましょう。

社員の紹介

社員の紹介コンテンツを掲載すると、ユーザーに信頼を与えられます。社員の業務やインタビュー、社内ブログなどを通して社員のことを伝えるのも1つの手です。自社の魅力が伝わりやすい方法で紹介しましょう。

導入事例

製造業にとって最も重要なコンテンツといっても過言ではない「導入事例」。導入した企業に許可を取り、なるべく分かりやすく情報を盛り込みましょう。新規ユーザーは、導入事例をもとに導入後のイメージをします。そのためコンテンツの充実は不可欠です。

最新情報

製品やサービスが発売された情報などをここに記載します。企業のニュースを一目で見れるようなコンテンツを作りましょう。最新情報を定期的にアップしていれば、企業の信用にもつながります。

ホワイトペーパー

製造業のホームページでの「ホワイトペーパー」とは、製品やサービスに関する情報をまとめた資料のことを指します。ホワイトペーパーのダウンロードを通じて自社の情報を提供する代わりに、見込み顧客の情報を獲得することができます。ホワイトペーパーの内容には導入事例や製品カタログ、調査結果レポートなどを記載することが一般的です。

問い合わせ・資料請求

製品に興味を持った顧客が連絡しやすいように、問い合わせフォームや資料請求ページを設けましょう。メールアドレスや電話番号を記載するだけでなく、問い合わせに必要な情報をテンプレート化したフォームを使うと、問い合わせ率がアップします。

成功事例から見る、参考にしたい製造業のホームページ

下記では、参考にしたいホームページを実際に見ていきましょう。それぞれの良さや特徴を紹介しています。

株式会社ナニワ紙工


さまざまな包装資材を手掛ける株式会社ナニワ紙工です。こちらのホームページは、企業についての細かな紹介や分野ごとの取扱製品の紹介、加工・整備についての紹介ページで、技術力の高さを最大限にアピール。さらに「バーチャル工場見学」というコンテンツを挿入し、優れた管理体制の紹介だけでなく、顧客が親しみやすさを感じるような工夫もされています。ご提案事例も見やすくまとめられており、導入後のイメージもしやすいため、お問い合わせにつながりやすいデザインとなっているでしょう。

江崎グリコ株式会社


大手食品メーカー江崎グリコ株式会社。こちらのホームページの特徴は、写真を多数挿入しているという点。文字よりも写真を強調することで、一目で製品情報や企業イメージを表現することができています。さらに大手企業ならではの技術力や研究成果、製品開発へのこだわりなどをまとめたコンテンツを企業情報に挿入することで、企業情報カテゴリーへの検索流入を促進。これによりBtoCとしての消費者への働きかけはもちろん、BtoBにおけるビジネスへの発展につながりやすくなるのです。

まとめ

製造業のホームページは、通常のホームページの内容とプラスして、製品の特徴や技術、社内の情報を入れると効果的。あまり見られない工場の中や従業員の様子を掲載することで、顧客からの信頼を獲得しやすくなります。専門的な技術を持ってホームページ制作を行いたい方は、ホームページ専科までお問い合わせください。

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