お客様インタビュー02|玉川ホールディングス株式会社様

100年の信頼を、『オール玉川』で次の100年へ。
玉川ホールディングスが語るコーポレートサイトリニューアル。

玉川ホールディングス株式会社様コーポレートサイトTOPページのアイキャッチイメージ

【ご出席者】
株式会社玉川ホールディングス 様
管理本部・広報課|鈴木 様



玉川グループは1923年創業。
寝具の製造・販売からクリーニング、リネンサプライへと事業を発展させ、
現在では官公庁、ホテル、医療機関などの「安眠と清潔」を支えています。

100年以上の歴史を持つ企業にとって、ホームページのリニューアルは見た目を新しくするだけではありません。長年積み重ねてきた信頼、事業の強み、社会的役割を整理し、現在の顧客・取引先・求職者に伝わる企業価値へ再構築する必要があります。
今回、玉川ホールディングス様に、コーポレートサイトリニューアルの背景、制作会社選定、制作プロセス、そして新しいWebサイトへの評価を伺いました。

株式会社玉川ホールディングス様プロフィール
同社は、1923年(大正12年)創業のリネンサプライ企業グループ。株式会社玉川ホールディングスを中核に、東北、首都圏、九州など全国6拠点で事業を展開している。リネンサプライを基幹事業として、クリーニング、寝具リース、製品販売などを手がけ、全国のホテル、官公庁、医療・福祉分野をはじめとする幅広い顧客を支える事業基盤を築いてきた。

その原点は、創業年に発生した関東大震災で、被災した人々へ一枚の布団を届けたことにある。戦後は日本国有鉄道をはじめとする官公庁・公共機関との取引を拡大し、1947年には国鉄東京鉄道局の協力工場に指定された。その後も顧客ニーズに応じて事業領域を広げ、現在では取引先1,000社以上、ホテル取引400件超を有する企業グループへと成長している。

さらに、10年以上継続して取引する顧客の割合は75.1%に達する。長年にわたり培ってきた品質、供給力、信頼関係を基盤に、次の成長へ向けた事業展開を続けている。


企業情報
◎所在地|東京都世田谷区松原3-40-7 パインフィールドビル6階
◎代表者|代表取締役社長 梅森 文寿
◎社員数|505名(グループ全体)
◎資本金|5,000万円

株式会社玉川ホールディングス所在ビル
株式会社玉川ホールディングス様所在ビル


01|ホームページリニューアルの背景や課題

――創業100年以上の歴史を持つ玉川グループが、今回Wホームページのリニューアルを検討された背景や課題について教えてください。

私ども玉川グループは1923年の創業以来、官公庁や大手ホテル、病院、鉄道会社様などへリネンサプライサービスを提供してまいりました。
リネンサプライは社会を陰で支える大切なインフラですが、業界の外や一般の方にはその仕事の役割や価値がなかなか伝わりにくいという難しさがございます。

リニューアル前のWebサイトでは、特にいくつかの大きな課題を抱えておりました。これまではグループ各社が個別に情報を発信していたため、玉川グループ全体としての総合的な強みや技術力、ネットワークが伝わりにくくなっていました。
また、サイト上の表現が企業側の都合による「事業内容」の紹介にとどまっており、お客様視点で「自分たちにどんな価値を提供してくれる会社なのか」という約束を伝えきれていませんでした。さらに採用面においても、実際の仕事の流れや現場の雰囲気が見えづらく、入社後のイメージがつかみにくいことで生じるミスマッチも懸念しておりました。

創業から100年以上にわたり培ってきた技術や対応力と同じように、自社の想いや価値を正しく伝える「伝え方」もまた、お客様への重要なサービスの一つであると考えております。次の100年に向けて情報発信も進化させるべく、Webサイトの全面的刷新を決断いたしました。

02|アイムアンドカンパニー【ホームページ制作専科】の提案

――そうした課題に対して、アイムアンドカンパニーからはどのような提案がありましたか?

アイムアンドカンパニーからは、私たちの歴史と強みを改めて整理し、届けるべき人に正しく情報を伝えるための具体的な見直し案をご提案いただきました。

まずグループ全体の情報を再統合し、各社の技術やノウハウを一つの強みとして打ち出すことで、「オール玉川」としてお客様に向き合う姿勢を明確にする設計にしていただきました。
またコンテンツの切り口についても、従来の一方向的な事業紹介から一歩踏み込み、マーケットインの発想でお客様の課題にどう応えるかを伝える「サービス案内」へと見直すことを提案していただきました。

あわせて、これまで表に出てこなかった工場での日々の仕事、品質向上へのこだわり、地域との繋がりなどを伝えるオウンドメディア「玉川通信」の新設をご提案いただき、日常の挑戦を可視化する仕組みを整えました。採用コンテンツにおいては単に募集要項を載せるだけでなく、一日の仕事の流れや社員の声、働く環境をオープンに開示することで、入社前からお互いに納得感を持ち、「定着」まで見据えられる情報設計をご提示いただきました。

マーケットインの発想で新設した「サービス案内」ページ
マーケットインの発想で新設した「サービス案内」ページ

03|リリース後の成果と期待

――サイトが完成・公開されて、どのような成果や今後の期待を感じていらっしゃいますか?

今回の制作を通じて自分たちの100年の歩みと強みがクリアに整理され、お客様や求職者の皆様に対して胸を張って価値を伝えられる素晴らしい土台が完成しました。

発信軸を「事業」から「サービス」へと転換したことで、既存のお客様やこれから出会う取引先様にとっても、「玉川グループに何を相談できるのか」がより明快に伝わるようになると期待しております。また「玉川通信」を通じて日々の取り組みを継続的に発信していくことで、見えない部分の品質や情熱をお伝えし、これまで以上に安心して任せていただける信頼関係を築いていきたいと考えております。

採用面におきましても、実際の現場の雰囲気やリアルな働き方を可視化できたことで、私たちの理念に共感していただける未来の仲間との素敵な出会いが増え、ミスマッチの防止や定着率の向上へつながる手応えを感じています。

創業以来大切にしてきた「目の前の困りごとに応える」という想いを軸に、Webサイトや「玉川通信」を通じた情報発信もたえず進化させながら、次の100年も人々の清潔で快適な環境づくりを支え続けてまいります。

株式会社玉川ホールディングスコーポレートサイト「玉川通信」TOPページ
同社さまコーポレートサイト/「玉川通信」TOPページ

まとめ:今回のリニューアルで実現した4つのポイント

今回のホームページリニューアルは、単にデザインを刷新したり、古くなった情報を更新したりするだけではないことを示す、象徴的な制作事例となりました。
企業が長年培ってきた独自の価値や、差別性の高い事業モデルは、必ずしも外部から分かりやすいとは限りません。さらに、社内や企業グループ内でも共有しきれていない強みが存在することがあります。
そうした見えにくい価値を丁寧に掘り起こし、的確に言語化・視覚化したうえで、ホームページという広報メディアを通じて社会へ発信していくこと。それこそが、弊社がコーポレートサイト制作において大切にしてきた考え方です。

本件では、玉川ホールディングス様へのヒアリングを重ねながら、リニューアルの要件を次の4点に集約し、その粒度を高めていきました。


  1. 「オール玉川」としてグループ結束の起点を演出
  2. 100年企業としての歴史とグループ各社の価値を統合し、企業全体を一体で発信。

  3. 顧客課題起点の「サービス案内」へ刷新
  4. 事業紹介にとどまらず、お客様の課題にどう応えるかをマーケットインで訴求

  5. 「定着」まで見据えた採用情報設計
  6. 働く環境や仕事内容をオープンに伝え、入社前後のミスマッチを抑制。

  7. オウンドメディア「玉川通信」を新設
  8. 働く日々の仕事、品質へのこだわり、地域とのつながりを継続的に発信。


鈴木様のお声からも、こうした取り組みに対して一定のご評価をいただけたことを、弊社として大変うれしく感じています。このたびは、玉川ホールディングス様のホームページリニューアルにあたり、弊社をご利用いただき誠にありがとうございました。
また、鈴木様には弊社の制作・対応について貴重なご意見とご評価をお寄せいただき、重ねて御礼申し上げます。

今回のリニューアルを新たな起点として、引き続き【ホームページ制作専科】は、玉川ホールディングス様の広報戦略パートナーとして、企業価値の発信と情報活用を継続的に伴走支援してまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
 

担当者から一言
武田 修:アイムアンドカンパニー株式会社 アカウントプロデューサー部長

玉川ホールディングス様の最大の強みは、100年の歴史、そして鉄道や官公庁といった公共分野で培ってこられた揺るぎない事業基盤と圧倒的な現場力・品質管理体制です。しかし、長年積み重ねられた技術や誠実さこそ社内では『当たり前』になっており、その真価や潜在的な魅力が外側へ届きにくい構造になっていました。

今回のプロジェクトで私たちが注力したのは、ご担当者様との対話を重ねながら言葉の奥にある要望を紐解き、ホテルリネン分野をはじめとする今後の事業展開を見据えた情報発信の基盤をWeb上に構築することでした。顧客の課題に応えるべく、従来のプロダクトアウトな発信から『マーケットイン視点のサービス』へと高い解像度で言語化・再定義を行いました。

現場のプロ意識や一次情報を届ける『玉川通信』の設計と合わせ、公共事業で培った盤石な信頼性を土台に、新たな顧客との出会いとブランディングを両立できる、次の100年に向けた情報発信体制を共創できたと感じています。

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